絵画タイプの絨毯が織りあがりました。
遊牧の民です。
彼らはイラン南部のシラズ周辺に住む
アッシャイヤ族といいます。
冬の間は家畜と共に山から下りて
平地にテントを張って住み、
冬が終わると山に上がります。
その際、彼らは全ての家財道具を
馬に乗せて移動します。
この絨毯に描かれているのは、冬が終わり、山へ帰っていく
彼らの移動風景です。
穏やかに流れる川の水や荒々しい岩場を細部にわたって見事に表現。
それを登って行く彼らの息づかいまで感じ取れる素晴らしい作品に仕上がりました。