札幌から東京へ向かうJALの機内でのことです。機長のアナウンスが始まりました。
いつものように、到着時間や途中の揺れ具合などについて話したあと、私事ですが、と断った上で、「本
日をもって私は定年退職となります。
日本航空に入社して37年間、このフライトがラストフライトとなりました。
私の横には若手のパイロットがいますが、今後の日本航空の将来を彼らに託したいと思います。
今後も日本航空をよろしくお願いいたします。」
という挨拶が機内に流れました。思わず乗客から拍手が起こりました。
JALの経営が思わしくないと言うことは、皆知るところですが、多くの社員は真面目に働いて来たことと
思います。正直言って、今回の日本航空への支援はフェアでなく、反対ですが、厳しい状態の中でも、
頑張っていこうとする社員さんたちの姿勢を見ると応援したくなりました。
何とか頑張って再建して欲しいと思います。