先日の展示会のことです。その日もたくさんのお客様で賑わいました。
ただ、ペルシャ絨毯の展示会ですから、お買い上げになる方はその中の一部の方です。
アブルと取引先小売店の販売スタッフは、お客様がお買い上げになろうと無かろうと、わけ隔てなく丁寧な接客を心がけていました。そんな展示会の3日目に、嬉しい知らせがありました。
2日目に、来場され初めてペルシャ絨毯をご覧になったお客様が、手土産を持って再びお店にいらっしゃって、「今日、絨毯を見て感動しました。今はあまり高いものは買えないけど、とりあえずこれだけの予算で、私に合う絨毯を選んでください。」と言って、お店の担当スタッフにお金を預けられたのです。
そういえば、前日、アブルの販売スタッフの一人が、そのお客様に長時間にわたり一生懸命説明していたのを思い出しました。そのお客様がわざわざ再度お越しになったのは、絨毯に対する深い感動と、スタッフの熱意があったからではないかと思います。とにかく、絨毯の価値がお客様の心にしっかりと伝わったことは、私たちにとってこれほど嬉しいことはありません。
一生懸命お伝えする。改めてその大切さを感じました。