暖かい日になると気になるのが愛車のカワサキ。先日久しぶりにエンジンをかけました。
気温が高くなってきたせいか、エンジンのかかりは良く、すぐに1100ccが目覚めました。
このエンジンはツインカムですが、2バルブでツインプラグというユニークな設計になっていて、子気味よく回り、トルクフルで250キロの巨体をスムーズに操ることができます。
今まで乗ってきた大型バイクの中で、最も乗りやすい一台です。
その前もカワサキに乗っていましたが、1000ccで125馬力を搾り出す、高回転高出力型だったせいもあって、高速では抜群に威力を発揮するのですが、街乗りでは乗りにくい一面もありました。
フルカウルで前傾姿勢を保つその車に対し、今のカワサキはとにかく楽なポジションで疲れません。
春の風を受けながら、アクセルを開くとエンジンがテンポ良く反応して、思い通りのラインをトレースできて爽快です。
私がまだ10代のときに初めて乗った400ccのバイクもカワサキ。しかし、あの頃に比べれば、エンジンもよく回り、ブレーキも良く効く、クラッチも軽く、ギアもしっかりと入り、コンディションも安定している。
スタイルに大きな変化はないけれど、30年の間に中身は大きく進化したことを感じます。
しかし、乗るたびに感じるワクワク感は今も昔も同じです。
不思議ですね。バイクの魅力は・・
どうやら元気な間はずっと続きそうです。中年?ライダー!